プレスリリース

都市生活の新たな視点:限られた居住空間に応えるコンセプトをMieleが発表

20260422

(※ドイツ本国がミラノのEuroCucina にて2026/4/21 に配信したプレスリリースの和訳版となります。)

▶ 「Miele Compact Living: Kitchen Unit powered by Hettich」は、調理、食事、ワークをコンパクトな空間に集約
▶ 多機能キッチンユニットとデジタルアシスタントにより統合型のキッチン家具システムを実現

ギュータースロー/ミラノ、2026年4月21日。– 居住スペースはますます限られてきています。
都市は拡大を続ける一方で、住戸の間取りは縮小し、それに伴い従来のキッチン、ダイニングルーム、ホームオフィスといった従来の機能のあり方も変化しています。Mieleは「Miele Compact Living: Kitchen Unit powered by Hettich」というコンセプトを通じて、こうしたトレンドに単に対応するだけでなく、新たな発想で再定義する可能性を示します。最小限のスペースを想定して設計された本コンセプトは、多機能を備えたキッチン家具システムです。このコンセプトは、2026年4月21日から26日までのミラノデザインウィーク期間中にミラノのMiele Experience Centerにて初公開されます。


都市部におけるコンパクトな暮らしへのシフトは、家具、家電、そして家庭内のつながるプロセスに新たな要件をもたらしています。主要なテクノロジー企業や国際的なサービスプロバイダーからなるコンソーシアム「Universal Home」では、新しい住まいのかたちに向けたコンセプト開発が進められています。MieleとHettich(ヘティヒ)は、そのアプローチの一つを展示コンセプトとして具現化しました。ビルトインキッチン機器と電動家具金具を組み合わせた構成が特徴です。Mieleデザイン部門ヴァイスプレジデントの Janina Forberger(ヤニナ・フォルベルガー)は次のように述べています。「本コンセプトは、当社が持つキッチン機器や調理プロセスに関する専門性を、拡大するコンパクトシティのトレンドの中でどのように活かせるか、という問いから生まれました。私たちは単なる家電メーカーにとどまらず、未来の住空間を共創する存在でありたいと考えています。」


コンパクトな空間での暮らしを支える統合ソリューション
本コンセプトの中心となるのは、キッチンという枠を超えた、モジュール式で柔軟性の高いキッチン家具です。調理スペースとしてだけでなく、ダイニングテーブルやワークスペースとしても機能し、ひとつのユニットで複数の役割を果たします。その発想はシンプルです。空間を機能ごとに分けるのではなく、機能を重ね合わせ、可動性や調整可能な要素によって、間取りに合わせるのではなく日常の暮らしに寄り添うこと。朝はワークスペース、昼は調理スペース、夜は人が集う場へと、シーンに応じて異なる使い方が可能です。

Mieleではすでに、省スペースに適した製品ラインアップを展開しています。たとえば、オーブンと電子レンジを一体化した電子レンジ機能付オーブンや、スチーム調理用ドロワー(ドイツでは2027年3月発売予定)などがそれにあたります。これにより、ベーキング、温め直し、スチーム調理といった多様な調理方法を、従来の幅60cmのキッチンキャビネットスペースに集約することが可能になります。
これらのソリューションは、コンセプトスタディ「Miele Compact Living: Kitchen Unit powered by Hettich」にも組み込まれています。


住空間コンセプトの一部としてのデジタルアシスタンス
同時にMieleは、本コンセプトスタディにおいて、空間の可能性をデジタルの側面からもさらに拡張しています。レシピのアイディアから、個々のニーズへの対応、買い物、収納アシスタント、調理サポートに至るまで、デジタル機能が調理プロセス全体に寄り添います。アプリはワークフローを計画し、機器を連携・同期させ、メニューに沿ってステップごとにユーザーをガイドします。目指すのは、複雑さを減らし、楽しさ・安全性・健康を高めること。これらの機能の一部は、すでに現在のMieleアプリでも利用可能です。

本コンセプトは素材の面でも新たなトレンドを示しています。自然素材の表面仕上げや、サステナブルな原材料を採用し、見た目だけでなく、奥行き、質感、触感といった五感すべてで体験できる素材使いを重視しています。自然由来で、一部は地域調達された素材を、カラーや照明のコンセプトと組合わせることで、空間内の機能を明確にゾーニングし、自然との本質的なつながりを感じさせる体験を創出します。
Mieleは、コンセプトスタディ「Miele Compact Living: Kitchen Unit powered by Hettich」を、2026年のミラノ・デザインウィークにおいて初めて国際的な専門家に向けて発表します。建築家、デザイナー、プランナーを主な対象とし、未来の暮らしのかたちについての対話を促すことを目的としています。


※当プレスリリースに掲載の製品、アプリ機能、カラーについて、日本での発売・導入は未定です。


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