ミーレ・ジャパン株式会社は、ガスコンロと電気オーブンを使⽤した調理環境の違いに着⽬し、“キッチンの熱中症リスク”を可視化した動画を、本⽇2025年6 ⽉6⽇(⾦)より公開いたします。本動画では、ガスとオーブンの調理時における体温や室温の変化を⽐較し、夏場の料理を快適にする「オーブン調理」の魅⼒を発信。さらに、3品同時調理が可能なMieleオーブンならではの特性も紹介しています。
公開動画紹介ページ: https://life.miele.co.jp/cooking-thermography/
動画制作の背景にある「キッチン熱中症」と「オーブン調理」
近年、地球温暖化の影響や異常気象により、⽇本各地で猛暑⽇が増加しています。2024 年の夏も例外ではなく、総務省消防庁によると、2024年5⽉から9⽉の全国における熱中症による救急搬送⼈員は97,578⼈にのぼり、2008年の統計開始以来、最多となりました。昨年同時期(91,467⼈)と⽐べても6,111⼈増加しており、猛暑がもたらす健康リスクは深刻さを増しています。
そんな中、「キッチン熱中症」への関⼼も⾼まっています。熱中症の発⽣場所で最も多いのは“住居”で、全体の約4割を占めています。中でもキッチンは、リスクが⾒過ごされがちなゾーンの⼀つです。閉鎖的な構造に加え、⽕を使った調理で熱がこもりやすく、蒸気の発⽣によって⾼温多湿になりやすいため、熱中症のリスクが⾼い場所として注意が必要です。
こうした背景を受けて、本動画では「キッチンの熱中症リスク」をテーマに、調理環境による体温や室温の変化の違いをサーモグラフィーカメラで可視化。視聴者に“気づき”を促しつつ、夏を快適に過ごすための調理スタイルとして、⽕を使わずにすむ「オーブン調理」の有効性を提案しています。
参照元:令和6年(5⽉〜9⽉)の熱中症による救急搬送状況|総務省消防庁
動画の詳細内容(ガスコンロvs オーブン 調理中の体温・室温変化の差が⼀⽬瞭然!)
実際の⼀般⽣活者の⽅にご協⼒いただき制作した本動画では、「キッチン熱中症を防ぐ 夏はオーブンをフル活⽤」をテーマに、リアルな調理シーンを通じてキッチン内の温度変化を可視化しています。
冒頭では、「何度かキッチン熱中症になりかけたので怖い」と語る⼀般⽣活者の⽅の声とともに、深刻化する猛暑や室内での熱中症増加をイメージさせる映像を⼊れて、問題提起。そのうえで、「キッチンでの調理が実際にどれほど⾝体に影響を与えるのか」を検証する実験を⾏なっていきます。
検証の前半では、⼀般的なガスコンロを3⼝使⽤して、ターメリックライス、野菜の煮込み、ハンバーグの3品を次々に調理。サーモグラフィーカメラで体温の変化を追いながら撮影を進めると、調理開始時の部屋の温度が26 度だったにもかかわらず、3 品⽬のハンバーグを作り終える頃には周囲の室温は4 度、体温は2度上昇していることが⼀⽬瞭然という結果になりました。特に直⽕の使⽤による輻射熱と蒸気の影響で、キッチンが瞬く間に⾼温多湿な空間へと変化する様⼦が記録されています。
後半では、同じ3品をオーブンを使って調理する⽐較パートへ。野菜の煮込み、ターメリックライス、ハンバーグを順々にオーブンの中に⼊れて調理を進めます。オーブンの設定温度は200度ですが、調理中の室温や体温にはほとんど変化がなく、サーモグラフィーでも直⽕を使った調理との明確な違いが浮き彫りになりました。さらに動画の終盤では、Miele のオーブンならではの特性も紹介。オーブンの扉が熱くならないので、⼦どもがいても安⼼であることや、⼤容量なので3品を同時に調理できることなど、安全性と快適さを発信しています。調理中の負担を減らし、暑い夏でも快適に料理ができる「オーブン調理」。その魅⼒をリアルな実体験と可視化されたデータで伝える動画となっています。
詳細は、PDFをダウンロードしてご覧いただけます。
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